男性は、大なり小なりマザコンの傾向性を持っています。

精神医学の立場からしてみれば、世の中の男性でマザーコンプレックスを持っていない人など、皆無だといわれているそうです。
つまり、少なくとも母親と正常な関係で成長してきた男性なら、母親に対する固着があると考えるべきでしょう。

マザコンといっても、その度合いが小さいならば二人の関係に支障はありません。

しかし、マザコンの傾向が大きい男性に対しては、さまざまなプレッシャーをかけて、自立を促すべきだと思います。

また、父親の存在感が希薄なほど、マザコン男が生まれやすい傾向にあるそうです。

こういった男性の特質については、あなたが男の子の母親になったとき、はじめて理解できるのではないでしょうか。

どんな男性でも、女性と接する場合、自分の母親をイメージしています。

だから、男性は結婚すると何もしなくなっていくのです。つまり、母親が身の回りのことをやってくれたから、そういうイメージが身についているのです。

そういったことから、男性の多くは、かいがいしく尽くしてくれる女性に弱いのです。


ところが、男性を愛していて、なにくれとなく世話を焼いてくれる女性がいた場合、そういう相手をうとましく思ったりする男性もいます。

それは一見矛盾しているかのようですが、そうではありません。

思春期を迎えた男性は普通、母親が自分に対していろいろと世話を焼くのをうとましく思うようになります。

母親を遠ざけるようになっていくのです。それは男性として自立しょうという心理が働いているのです。

でも、男性が病気になって入院したり、仕事で失敗してへコンでいるようなとき、女性が見舞いに来てくれたり、かいがいしく世話を焼いてくれたりすると、簡単に心が惹かれてしまうのです。

好きな男性にそういう状況に陥った時、世話女房型の女性であれば、間違いなく男心を動かすことに成功するでしょう。

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「私のことどう思っているの？」

「私のこと好き？」

なんてことは、それほど親しくない関係ならば、面と向かって聞ける人は、めったにいないでしょう。

女性なら、なおさら男性の気持ちを尋ねにくいですよね。

好きな人の本心を知りたいと思っても、恥ずかしさが先に立ってしまうと、どうしても直接的な確認はできません。

でも、そんなとき、相手の気持ちを察知する方法があるのです。

それは、本人の考えとして聞くのではなく、第三者の意見として気持ちを尋ねるというやり方です。

やり方は簡単です。好きな相手の友人をあげて、「○○君は、私のことをどう思っているのかしら？」とか「彼、私のこと嫌っているみたい？」というように尋ねればよいのです。

このとき、彼が口にする第三者の意見こそが、彼の本心である可能性が高いでしょう。


なぜなら、返してくる「友人の意見」に必ずといっていいほど、本人の心理が無意識のうちに投影されているからです。（これを「投影技法」といいます。）

したがって、このとき彼がどのような意見を述べるのかを、注意深く観察しいけば彼の本心が解るのです。

あなたに対し好意的な意見を口にするのなら、彼はあなたのことを好意的に思っています。

でも、ハッキリしない内容であったり、あるいは、あなたを批判するような意見であったら、気持ちは遠いところにあるのかもしれません。

しかし、こういう会話のやり取りは、好意を伝えることに通じています。

こういった会話を意図的に交わすことによって、「男心」を刺激してみるのもよいのではないでしょうか。

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男性を対象にしたアンケート調査によると、「恋人にしたい女性のタイプ」は、

①かわいい人　②やさしい人　③美人　④プロポーションのいい人　⑤髪の長い人

が、ベスト５になったそうです。

この結果からいえることは、男性が恋人にしたいのは、カワイイ、美人、スタイルがよいなど、外見的魅力がある女性を求めていることが分かります。

その上で、正直でやさしく、思いやりがあれば、サイコーの女性ということらしいです。


ところが、「結婚したい女性のタイプ」といった項目になると、
①やさしい人　②料理上手な人　③健康な人　④明るい人　⑤思いやりがある人

といった具合に変化していくのです。

恋人と結婚相手のタイプが違っているということは、ある意味では当然だといえるでしょう。

恋愛時代とは違って、いざ結婚となると男性達は、現実的なイメージを抱くからです。


結婚したいのは、やさしく思いやりがあり、家庭をマネージメントする能力を持っている女性なのです。

したがって、結婚を意識した男性の心の中では、恋人に求めていたスタイルの良さや美しさは影をひそめていくに違いない。

その代わりに、家庭における女性の役割を、充分に果たしてくれるような人と結婚したいと思うようになるのです。

豪華なフランス料理を作ってくれる女性と、古風な和食を作ってくれる女性の二者択一を迫られたならば、

男性は間違いなく和食を作ってくれる女性を選ぶでしょう…。

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