2010.08.26 Thursday 11:07:49
◆愛と憎しみの狭間
人間の感情は、常にポジティブとネガティブの両面性を持っているというのが、オーストリアの精神分析学者であったフロイトの考え方だそうです。
つまり、愛情と憎悪、尊敬と軽蔑は表裏一体であって、紙一重の差しかないというのです。
人間は特定の人に対して愛情や好意を感じると同時に、憎しみや嫌悪感も感じやすく、コインの裏表の関係にあるとフロイトは考えました。
たとえば、愛し合った者同士が芸能人だった場合、離婚騒動が勃発して収拾がつかなくなると、マスコミなどに訴えるなどして相手のタレント生命を奪うまで、こき下ろそうとするのはよくある話ではないでしょうか。
また、政治家であるなら政治生命を危うくしたり、社会的立場をおとしめるまで痛めつける愛憎劇を展開していくケースもあるのです。
もちろん、こういうことは、一般的なカップルにもいえるでしょう。
昨日までは、愛し合っていたのに、別れや離婚を契機に敵同士のように憎しみ合ってしまうということだってあるではないですか。
「愛し合っていたのに、なぜ……」と思うかもしれませんが、人はそういう二面性をもっているのです。
フロイトは、人間は反する二つの感情を持っているため、異性同士の愛情関係では、愛が満たされぬ状態で自分の望みが妨げられたときに、憎しみが生じるといってます。
異性への愛が深ければ深いほど、裏切られたときの反動が大きくなり、その分だけ強い憎しみに転化してしまうのかもしれません。
したがって、異常なほど愛情表現が大きい男性には注意が必要なのです。
二人の関係がうまくいかなくなって壊れたりすれば、どれだけの憎悪を抱くのか想像もつかないからです。
「愛情」のすぐそばに「憎悪」が潜んでいる……。
「世界の中心で、○○○……」なんて愛より、普通に愛されたほうが女性は幸せなのかもしれませんね。
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