どうも魁人です。普段僕はトレーニングをしていて
近所のお寺に階段ダッシュをしに行っており、今日も
行ってきました。そこの寺は山に有り余り人が来ません。
いつもどうり到着すると、手入れをしているおじいさんが
珍しくいてお話しました。ここは笠間市の文化遺産で歴史のある
仏閣で昔は行列ができたりお店が賑わっていたほどだそうです。
僕が物心ついた頃にはもうかなり年季の入った古い人が寄り付かない場所
だったのですが昔は有名な場所だったと。境内の木造の十一面観音菩薩像
を僕は写真でしか見たことが有りませんでしたがおじいさんが
若いのに珍しいからと中に入れてくださり十一面観音様に挨拶をしました。
古くホコリがたまるくらい境内の中に佇む菩薩様、江戸の時代からここに
存在しこの地で見守ってくださっている観音様を見た時に
僕は言葉では言い表せない重々しい空気と観音様のうつろで哀れんでいるかのような
目があい僕は目を合わせその目を離すことが出来ませんでした。
十一面観音菩薩は
苦しんでいる人をすぐに見つけるために頭の上に11の顔があり、全方向を見守っています。またそれぞれの顔は人々をなだめたり怒ったり、励ましてくれたりするといわれています。十種勝利(現世利益)と四種果報(死後成仏)という様々なご利益があり、千手観音菩薩と並んで人気の高い観音である。六観音の1つに数えられ、修羅道に迷う人々を救います。
奈良時代から多く信仰されるようになり、延命、病気治療などを願って多く祀られるようになりました。
ちなみに頭上面のうち前3面を菩薩面、左3面を瞋怒面、右3面を狗牙上出面(くげじょうしゅつめん)、うしろ1面を大笑面といい、頂上に仏面を配して11面です。中には本面とあわせて11面となる場合もあります。また11面の配列が異なる場合もあります。 大笑面は、悪行を大笑いして改心させ、善の道に向かわせるといわれています。
そんな神様を心に宿し僕は皆さんを支え救いたいなと
感じた今日の午前中の出来事でした。