『沢本しのぶ』の写メ日記☆

*遅桜*

[2024.04.24(水)21:08:21]

「願はくは花の下にて春死なむ その如月の望月のころ」ーーこの和歌は、西行法師の作中詩の中でも特に有名な歌です
晩年に詠まれた歌で、西行の歌集である『山家集』や 鎌倉時代の勅撰集である『続古今和歌集』に収められています
美しく咲く桜の花に、人の生死のイメージが重ねられることも多く、死と桜を結びつける物語や作品も沢山存在し、日本人の中になじみの深い発想だと思われます
毎年花をつけては散ってしまう桜の花に西行は仏教における輪廻転生の姿を見たのかもしれない
今年は例年より桜が長く見られた春
桜のつく言葉が沢山あるように
日本の象徴でもある桜の季節も終わりを告げようとしています
咲き乱れ、散り際まで美しい桜には
時代に関係なく日本人なら誰もが特別な心想いを
持っている方も多いでしょう
?
今は遅桜、八重桜が見頃を
迎えてますね
ちなみにソメイヨシノは
クローン桜で自然交配が
できない桜だそうです
?
☆しのぶ☆





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